解決志向ブリーフセラピーにおける援助とその課題
問題解決から解決志向へと視点を変換する解決志向ブリーフセラピーの援助についてまとめ、その有用性と課題について検討した。問題に囚われず、解決像をクライアントと共同して作り上げていくことの有用性は理解されたが、取り残された情動の扱いを柔軟に対応していくことが課題であると考察した。 菊池悌一郎・中山公彦・上手幸治・鵜殿明日香
九州大学心理臨床研究
第21巻