通常学級で不適応を示した発達障害の生徒に対する特別支援学級への移行支援
学校において不適応を示した中学1年生男児が、スクールカウンセラーによる支援過程において発達障害が見出された。通常学級に戻す支援ではなく、特別支援学級に転学級させる働きかけをした。以下の3点の重要性が考察された。①通常学級ではなく特別支援学級が適切であるという見立ての重要性。②母子ともにサポートすること。③教師との協働。
日本学校メンタルヘルス学会
第24巻
第1号