壺イメージ法に対する新たなる注文と工夫
壺イメージ法の研修において、セラピストとクライアントの両方を共に体験する中で得られた様々な臨床上配慮すべき点について検討した。壺イメージ法の創始者である田嶌の手続きに従うことは非常に重要であるが、さらにイメージの中でも現実的な対応をすることが、クライアントが覚醒後に日常生活に戻った後でも現実的な生き方をすることにつながると考察された。 上手幸治・寺坂明子・稲田尚子・阿部悦子・本田絢・福留瑠美
九州大学心理臨床研究
第23巻