企業ブランディング研究の動向と今後の課題
兎内祥子
本論文は、2000年以降の経験的データに基づいて行われた企業ブランディングに関するレビュー論文である。マーケティング観点と組織観点に分けてレビューを行い、その研究領域の学際性、企業ブランディングの顧客への効果の支持、インターナルブランディングの重要性と企業内部要因への貢献、企業ブランディングプロセスにおける活動と多様な主体の関わりが確認できた。これらを踏まえて、今後の研究課題について述べている。
経営研究 福山平成大学経営学部紀要
第16巻